• 20代PTOTのためのスキルアップセミナー

 

こんにちは。

『理学療法という引き出し(=drawer)を通して、世の中を豊かにする』をMissionに掲げ活動している、drawer代表の柳田です。

 

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思考のクセに気づく

訪問リハビリテーション(以下、訪問リハ)に関わってから、早いもので1ヶ月が経過しました。

 

僕は理学療法士になって今年で10年目となりますが、キャリアの中でも訪問リハに関わるのは始めてで、訪問セラピスト1年目。

 

経験年数だけみれば中堅と言われる年齢になってきましたが、訪問セラピストとしてはまだまだペーペーなわけです。

 

『リハビリではなく、地域の中でリハビリテーションを実践したい』と想い、訪問の世界に飛び込んできましたが、、、

 

1ヶ月働いていく中で、これまで培ってきた経験から染み付いてきた 自分の思考のクセ に気がつきました。

 

訪問セラピストとして関わっていく中で、『マインドセットしていった方が良いなぁー』と感じる点も多々あって。

 

自分に対する備忘録という意味でも、ここに書き記しておきたいと思います。

 

痛みの訴えに敏感

僕はこれまでの理学療法士としてのキャリアを、病院(回復期〜慢性期)やリハビリ特化型のデイサービス(短時間型)で積んできました。

 

相手のご自宅というある意味《アウェイ》な環境で仕事をするのに対して、自分たちの《ホーム》でずっと仕事をしてきたわけです。

 

デイで働いてきた時も、在宅での生活をイメージをしながら練習を行うこともありましたが、あくまでも想像の上での練習。

 

実際には、『肩が痛い』『膝が痛い』『歩くと足が痛い』などを訴えられる場合が多く、生活に即した練習と言うよりは、それらの症状改善に対するアプローチが中心というのが実情でした。

 

そのような臨床経験を積んできたので、いざ訪問でご自宅に伺ってみても、『○○が痛い』とか言われると必要以上に敏感に反応して痛みの原因を探り、何とかしようとする自分がいたんです。

 

でも、そうやって痛みの原因を探り、少しでも楽になるようにと一生懸命になっていると、大切な生活をみる時間がなくなるんですよね。

 

セラピストとしては間違っていないかもしれませんが、訪問セラピストとしてそのような対応はマズイと感じました。

 

回復期やデイで働いていた時は感じなかったんですが、訪問の現場は待ったなしです。

 

利用者さんの生活は、訪問セラピストが帰った後でも続きます。

 

訪問した際に、生活に対する課題を僕たちが見逃せば、危ない状態(転倒リスクなど)で次の訪問日まで生活することとなります。

 

訴える症状ばかりに目を向けるのではなく、もっと幅広い視点から生活を支えていく必要があると感じました。

 

目に見える結果を出したがる

例えば、円背が強くて腰痛の訴える利用者さんがいるとします。

 

あなたは腰痛を軽減させるため、体幹の抗重力伸展活動を高めることができるようにしようと考えました。

 

それを実現するための方法として、背臥位から胸郭を広げて、股関節の伸展を出して、、、etc

 

このような方法は、回復期などに入院している患者さんで毎日リハを行えるような環境にあれば良いと思います。

 

drawerセミナーでも円背セミナーを開催して、実際にそのようなアプローチを教えていますし。

 

しかし、在宅の現場はどうでしょうか??

 

リハの介入は多くても週2回、介入時間は40分程度という環境が多いと思います。

 

そのような環境の中で、いくら抗重力伸展活動を促すためといってアプローチしても、すぐには大きく変わらないでしょう。

 

でも、僕はこのようなアプローチの方向性にいきかけてました。

 

今振り返ると、目に見える結果が欲しかったんだと思います。

 

でも、介入前後で多少なりとも背中が伸びるようになっても、その方の生活は変わらないんですよね。

 

何も、このようなアプローチが悪いと言っているのではありません。

 

ただ、円背があっても生活の中で楽に動ける方法を、僕たちセラピストは伝えることができます。

 

訪問リハに関わってから気づいたのですが、、、、

 

利用者さんやそのご家族は痛みが減ったことよりも、今まで出来なかったことが、出来るようになったことに大きな喜びを感じてくれます。

 

円背があるというのも、その人の個性。

 

その個性を受け入れた上で、目標達成に向けて訪問セラピストとして何が出来るのかを考える。

 

短時間で目に見える結果を出そうとするのではなく、自宅での生活を見据えて、長期的な視点で関わっていく大切さを感じました。

 

生活という言葉を狭く捉えすぎていた

回復期やデイで臨床している時、生活と言うと『ご飯食べて、トイレ行って、お風呂入って、、、』などのように、生活の中の動作ができれば何とかなるのではないか??という認識でいました。

 

そのような認識の中で訪問の現場にいくと、自分のイメージと現実のギャップがあまりに大きく、自分の認識の甘さを痛感しました。

 

僕は『生活』という言葉を、狭く捉えすぎていたんです。

 

『生活はと何か??』と言われても、まだ明確な答えは出せませんが、、、

 

『生活って、その人やそのご家族が生きてきた人生そのもの』なんだなぁーって最近では感じています。

 

だから、まず訪問セラピストとしてやるべきことは、その人の生活そのものを受け入れると覚悟すること。

 

それができて初めて、スタートラインに立てるような感覚で今はいます。

 

その人の生活そのものを受け入れることができる大きい器を持てるよう、人間力も更に高めていかなければと思う今日この頃です。

 

まとめ

最近になって訪問に関わりはじめた方は、僕と同じようなことを感じているでしょうか??

 

もしそうなら、少し安心します(笑)

 

これから病床数が削減されて、在院日数も短縮していくことが予想される流れの中、訪問セラピストが担う役割はこれからますます大きくなってきます。

 

利用者さんやそのご家族様が、安心して住み慣れたご自宅・地域での生活を継続することができるよう、訪問セラピストとして日々成長していきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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drawer代表 けーすけ

drawerの代表を務める理学療法士。20代PTOTのスキルアップを、本気で応援したいと思い活動しています!各種SNSもやっていますので、是非フォローお願いします☆★