• 20代PTOTのためのスキルアップセミナー

1月21日(日)に、2018年最初のdrawerセミナーを開催した。

テーマは『脳卒中片麻痺麻痺患者に対するリハビリテーション戦略』で、過去最多となる50名ものセラピストが参加してくれた。

 

本当にありがたい。

 

脳卒中をテーマに講演することが初めてだった僕は資料を作成するにあたり、自分が1〜3年目の時に片麻痺患者さんのリハで悩んでいたことを振り返ることにした。

 

そして、自分の中から出てきたKey Wordは以下の3つ。

① 麻痺側上下肢の緊張を上手く緩めることができない。

② 動作時筋緊張が強く出ているケースへの対応方法が分からない。

③ 体幹部のStabilityの高め方が分からない。

 

おそらく、drawerセミナーに参加してくれているみんなも同じような悩みを抱えていると考えたので、上記に挙げた身体的問題を抱える仮想症例を用いながら講義を進めた。

 

 

脳卒中患者さんが動作時筋緊張を高めてしまう要因は複数あるが、今回はざっくり言うと『非麻痺側の上下肢を楽に使うことができていない身体環境にあることも1つの要因だよね。非麻痺側の上下肢を楽に使うことができれば、動作時の筋緊張って出にくくなるよ。』っていう考え方を紹介した。

 

では、非麻痺側上下肢を楽に使うことができる身体環境をつくる上で大切なことはなにか??

 

僕は、抗重力伸展活動を保ったまま、BOS上で適切に身体アライメントを変化させられる機能を有していることが重要だと考えている。

 

片麻痺患者さんの多くは座位姿勢が麻痺側に崩れていて、非麻痺側にWeight Transferさせることが難しい。

 

その状態で立ち上がろうとするもんだから非麻痺側上肢で強く身体を引き込み、結果的に動作時筋緊張が高まるというわけだ。

 

そのような悪循環から片麻痺患者さんを救い出すためには、麻痺側の抗重力伸展活動を促し腹圧が高まりやすい身体環境に整えていくことが大切だ。

 

そこで今回のセミナーでは、各部位【骨盤盤帯-股関節 , 足部 , 肩甲帯-肩関節】からの治療アプローチを紹介した。

 

受講生のみんなもアプローチ後の身体の変化を実感することができたようで、抗重力伸展活動を高めていくことの重要性を理解することができたと思う。

 

特に、回復期リハビリテーション病棟に転院したばかりの回復初期段階にあるような片麻痺患者さんにとって、このような介入は実用的な歩行獲得に繋げていくためにも大切になってくるので上手く生かしてもらいたい。

 

今後、脳卒中セミナーは5月6日に横浜市内で開催予定。

 

2月上旬頃から募集を開始する予定なので、興味のある【1〜3年目セラピスト】は是非ご参加ください!!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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drawer代表 けーすけ

drawerの代表を務める理学療法士。20代PTOTのスキルアップを、本気で応援したいと思い活動しています!各種SNSもやっていますので、是非フォローお願いします☆★