• 20代PTOTのためのスキルアップセミナー

『理学療法という引き出し(=drawer)を通して、世の中を豊かにする』をMissionに掲げ活動している、drawer代表の柳田です。

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2017年6月18日(日)に『大腿骨頸部骨折に対する術後理学療法』をテーマにしたdrawerセミナーを開催しました。

 

前回のブログで『術直後〜回復期転院まで』の内容を紹介したので、今回は『回復期転院〜自宅ENT』までの内容を紹介したいと思います。

 

回復期転院時に見られる問題点

急性期病院から回復期リハビリテーション病棟に転院されたばかりの患者さんをイメージしてみてください。

以下のような問題点を呈しているケースが多いと思います。

 

このような患者さんを新人セラピストや若手セラピストが評価をすると、問題点の#1にどんな要素を挙げてくるでしょうか??

 

おそらく多くの場合、『この患者さんは下肢の支持性が低下しているのが1番の問題です』と答えると思います。

 

この答えは、あながち間違ってはいないが、本質を捉えていないように僕は感じます。

 

というのも、この答えでは『下肢の支持性とは何か?』ということを明確にしていないというのがその理由(わけ)です。

 

臨床で求められる下肢の支持性とは?

僕は『下肢の支持性』を言語化する際、以下のように説明しています。

 

スライドに示したような状態にあると、努力することなく必要最小限の筋出力で効率良く身体を支えることができますよね。

 

しかし、私たちセラピストが臨床現場で診る患者さんの多くはどうでしょうか??

 

(患者さんそれぞれで主な要因は異なりますが、、、)

足底から床を真っ直ぐに押すことができないため、跳ね返ってくる反力をうまく骨盤で緩衝することができていないケースが多いよう感じています。

 

その結果、上手く術側下肢に荷重させることができず大腿外側部痛などに繋がっているというのが、僕が捉えている下肢の支持性低下の本質です。

 

治療アプローチの実際

上記で説明したような機能的な下肢の支持性向上に向けて、今回のセミナーでは以下の3つを紹介しました。

 

特に僕は、STEP1で示した術側方向への寝返り動作を重要視しています。

(術側方向への寝返り動作の練習は避けるセラピストが多いですが、術創部の状態が安定してくる2〜3週目以降は痛みの状態をみながら積極的に行って良いと思いますよ!

 

具体的にはスライドに示したように、大腿部の質量中心をハンドリングのKey Pointにして、術側方向への寝返りを誘導していきます。

 

股関節を外転・外旋方向に誘導しながら、滞りなく『転がり運動』が波及するようにハンドリングするのがポイントです。

 

痛みの訴えが強いケースの場合、クッションなどを使って半側臥位のような状態から練習をはじめるのもGood!!

 

このように術側方向への寝返り動作が上手く行えるようになると、座位においても術側殿部に荷重させることができるようになります。

 

その結果、足底から床を真っ直ぐに押すことができるようになるため、立位でも適切に術側下肢に荷重することができるようになっていきます。

 

つまり、僕がここで言いたいことは以下のスライドに集約されます。

 

 

立位で適切に荷重させていくためには、それだけの準備が必要。

適切な準備なくして、良好な結果を得ることは難しいです。

 

小さいことかもしれませんが、その微差を積み重ねることが臨床では最も重要だと僕は考えます。

 

セミナー情報

上記に述べた内容を紹介する実技セミナーを、2017年8月20日(日)東京都江戸川区で開催します!!

 

ブログを読んで興味を持たれた方は、是非ご参加ください( ´ ▽ ` )ノ

 

残席数が少なくなっていますので、受講を希望される方はお早めにお申し込みされることをオススメします。

セミナー詳細 >>> http://keisuke-yanagida.net/seminar_schedule-7/

 

 

お問い合わせ

私への講演依頼などございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

drawer代表・柳田 恵佑


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drawer代表 けーすけ

drawerの代表を務める理学療法士。20代PTOTのスキルアップを、本気で応援したいと思い活動しています!各種SNSもやっていますので、是非フォローお願いします☆★